研究室でのサバイバルなブログ

研究室とプログラミングと日々の所感をがむしゃらに書いてます

Pythonで作りたいモノを考える

こんにちは、

もうコンピューターに全部研究やってほしい、

キングスマンです。

 

アイアンマンで出てくるジャービヴィスみたいな人工知能が欲しいです。

人工知能を作るのはさすがに難しいと思いますが、研究室での活動を手伝ってくれるアプリで、「これならできるんじゃね?」というのをいくつか挙げてみます。これが全部できたら、研究効率が大幅にアップしそうです。

 

プログラミングの勉強は、参考書を読んだりサンプルコードを書いたりするのも大事ですが、他の方々の記事を読むと、どうやら作りたいものを考えて、さっさと製作に取り掛かった方がいいようです。

とりあえず作りたいもののイメージと、必要っぽノウハウ(勉強すべきこと)を挙げていきます。

 

自分の研究データの解析を補助してくれるツール

まずこれが一番作りたいです。ダイレクトに役に立ちますので。私は研究室で触媒の研究をしています。これをGC-FIDという、ガスクロと水素炎イオン化検出器を組み合わせた分析機器で分析します。(専門的な話になってしまい申し訳ないです)

とにかく分析結果はエクセルファイルで出力します。RT(リテンションタイム)と面積エリアという2つのパラメータに対して、30くらいの組が出てきます。この中から、必要なRTを持った面積エリアのみを選び出し、次の分析に用いるというわけです。

とにかくこの作業が面倒くさいので、ぜひぜひPython先輩にやっていただきたい。

【勉強すべきこと】

Excelファイルをいじる(セルの値を取得したり、変更する)ためには、Openpyxlというモジュールがあれば大丈夫。これ↓で勉強してます。

tonari-it.com

あとは満たすべきRT(リテンションタイム)の値をリストで与えておいて、Excelファイルから取得したRTがそれらに一致するかを調べる。そのあと、RTに対応する面積エリアを取得して、他のシートに書き込めばOKかな。ただ経験上、満たすべきRTの値と、取得したRTの値が完全に一致することがほぼない(実験結果なので、誤差が出るのは防げない)。なのである程度、誤差を許容しながら判定しなくてはならない。

ここが今回の開発の肝になりそうだ。

このツールができたら、今までExcelファイルの単調な作業に1時間ほど費やしていたが、それが数分で終わるだろう。

あと、余力があればウィンドウを表示して、「実験お疲れ様でした。」や実験結果の不備を判断して「〇番目の結果に△の不備があります。」といった気の利いた助言を提示する機能も追加したい。

 

 実験装置を見守ってくれる監視カメラ

 実験装置の監視カメラも欲しいです。私の研究は、1回の実験時間が10時間くらいかかり、作業のほとんどが実験装置を異常がないかー温度や圧力が正常値であるかどうかー確認するだけです。

実験室と学生室は離れたところにあるので、学生室にいるときに、「実験装置は大丈夫かな?」と30分に一度くらい確認しに行くのがめちゃくちゃ面倒です。学生室から、実験装置の映像を確認できればどんなに楽なことか.....

 

下の画像を映像として、学生室から確認したい!!

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(一部モザイク処理を行っています)

 

これはラズパイでできるかなと思ってます。情報もネットに転がっていますね。

ラズパイは使ったことないので、そこは1から勉強する必要がありそうです。

1万円くらいで作れたら嬉しいです。

kokensha.xyz