研究室でのサバイバルなブログ

研究室とプログラミングと日々の所感をがむしゃらに書いてます

研究費をクラウドファンディングしたい

 

こんにちは、

寄付って何だろう、

キングスマンです。

 

 

クラウドファンディングについては、結構前から知っているつもりだったけど、実は学術系のクラウドファンディングがあるを知ったのは、ごく最近だ。

 

「研究 クラウドファンディング」でGoogle検索してみたら、Academist(アカデミスト)というサイトがあった。

 

academist-cf.com

 

これは偏見だけど、世間の人はあんまり学術的な研究に関心がないと思っていた。内容が難しいし、なにより、自分たちの直接の利益にならないと思うから。

でもサイトを見てみると、いろいろな研究があって、それに対して結構な額が集まっている印象だ。

素朴に思ったことが2つある。

(1)募集している人、ほとんど教授だ!!

当たり前かもしれないけど、身分がはっきりとしている大学の先生が多いよね。修士や博士課程の人もいるのかなと思ったけど、やっぱり身元がはっきりしてないとダメだよね。寄付と言っても、お金の使い方はきちんと公開しないといけないわけだし。それを考えると、社会的な身分を明らかにしないといけないのかも。ていうか、修士や博士課程の人は、研究室に所属しているわけだから、その研究室のボスである教授(もしくは准教授)の許可なく外部からお金をもらってたら、それはそれで問題なのか。

 

(2)伝え方が上手

 研究って一般の人には、とっつきにくいイメージだよね。私は大学4年生で、研究室に所属しているけど、他の人の研究内容はチンプンカンプンだ。でも、画像や熱意ある文章で、分かりやすく解説してる。これだったら、寄付しようかなって気持ちになるかも。

 

 研究費を集めるのも、大事なスキル

大学生(学士)や院生(修士、博士課程)の人が、研究のための寄付を集められるようになったら面白いかもと思ったけど、それはやっぱり難しいか。研究者って、自分の研究が世の中にどう役立つのかをきちんと考えておかないといけない。でも、それだけじゃ足りなくて、自分の研究のよさを世間に向けて発信する力も必要だと考えてるから。

科研費申請とかで練習してるのかな。うち研究室の先輩が書いてるところを見たことないけど。 

 

研究内容に寄付してもらうのは難しいかもしれない。あんまり意識してないけど、自分たちの研究内容を外部の人に言ってはいけないんだと思う。伝える媒体は、あくまで論文や学会で。

SNSとかで気軽に流してはいけない。たぶん、研究の実験データは、実験した人ではなく、研究室に所有権があるのだろう。これについては、別の記事で考察しよう。

 

話が脱線したけど、学生が学術系クラウドファンディングをやるのは難しそう。まあ、学生じゃ結果が出るかどうかの保証もできないし、気軽にやられても困るかもしれない。

 

じゃあ、自分の研究ではなく、個人として寄付してもらおうかな。自分の研究内容をできる範囲で公開して、ちょっと寄付をお願いしてみる。もしも、集まったら教科書とかに使わせてもらおう。

 

まあ、そのうちやろう。