研究室でのサバイバルなブログ

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視力回復センターに一年半通った話

どうも、裸眼だと何も見えない、

視力1.0が欲しいキングスマンです。

 

 

私は小学生のころから目が悪かったため、今までずっとメガネかコンタクトでした。

原因は、家にいることが多く、テレビやスマホ、パソコンの画面ばかり見ていることが多かったからでしょう。ある日、このままでは失明するかもしれないという不安に駆られ、視力回復センターに行く決意をしました。去年の2月のことです。

 

本当は施設名も明かした方がいいと思いますが、身バレが怖いし、施設のご迷惑になるかもしれないので、伏せておきます。ただ結論としては、視力回復センターは回復を促す場所で、ただ通うだけで日常生活での努力をしなければ、残念ながら効果は限定的になります。結局は生活習慣の改善と、日頃のトレーニングです。なので、どこの施設に入るかはさほど重要でないと思います。

 

日本は近視の人が多いので、視力回復センターに興味がある人も多いでしょう。

視力回復と聞くと、レーシック手術が一般的かもしれません。視力回復センターは選択肢に入らないかもしれません。

 

なぜ今このエントリーを書こうと思ったのかというと、お財布事情が厳しくて、今月でその施設を退会することになったからです。

レーシックの体験談はネットにたくさんある一方で、視力回復センターの体験談は少ないように感じます。この記事で、視力回復センターってどんなところなのか、イメージだけでもつかんでもらえたら嬉しいです。

 

施設では何をするの?

一時間程度、いろいろな目の体操をしていました。最初の30分マッサージです。首を回したり、目のツボを押したりと、やり方さえ分かれば家でもできそうな内容です。

これに関しては、本屋で売っている視力回復を題材にした書籍を参考にすればいいと思います。有名な本を上げると、「目は1分でよくなる」があります。私も持っています。これに書かれている体操法は、センターで私がやっているトレーニングの内容はさほど変わりません。本を買うお金がなければ、ネットにある情報でも十分です。

とにかくマッサージは、毎日続けることが大切です。

 

目は1分でよくなる! ─あなたの目がよみがえる7つの視力回復法

目は1分でよくなる! ─あなたの目がよみがえる7つの視力回復法

 

 

 

後半の30分は、色々道具を使って、目のトレーニングを行っていきます。これについて、詳しく説明します。

ロープを使ったトレーニン

2~3m位の白いロープに、赤黄青の3つの球が付いた道具を使います。一言で言えば、

ロープの近くと遠くを目で追いかけます。視力回復のトレーニング本は、本屋に行けばたくさんあります。でもそういった本は、同じ距離にあるもの(目と本の感覚は、30~50cmくらい?)を見るトレーニングが多いです。ロープのトレーニングのように、近い、遠いの奥行きを意識したトレーニングは載っていないと思います。

また、やってみると分かるのですが、ロープは2本に見え、これは右目と左目、それぞれで見たロープを反映しています。正常なら、2本のロープの濃さは、同じくらいなのです。ですが両目が均等に使えていないと、片方のロープだけがぼやけて見えたりします。

視力表を使ったトレーニン

ランドル環が描かれたお馴染みの視力表です。学校の身体検査や眼科医でしかお目にかからないと思いますが、ここに通っている人は毎週見てます。というか、家でもトレーニングしてくださいと言われ、一枚もらいました。壁に貼ってあるので毎日見てます。

これと遮眼子(しゃがんし)を組み合わせて、見る練習をします。大きいランドル環から小さいランドル環まで、上からなぞったりみたり、遮眼子で片目を隠して、片目だけで見ます。

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(片目だけ隠して、上から下へなぞるように見ていく)

 

道具さえあれば家でできるかもしれません。ですがトレーニング中には、先生の指導が入ります。

何を指導されるの?

これは私が実際に指導された話です。まず、人間には効き目があります。私は右目ばかり使おうとする癖があるらしく、右目で見ようとして、顔の右側を突き出すようにしていました。結果、右目で見ようと無意識に頑張っていたんですね。

こういう癖は自分では気づくのが難しいので、センターの先生が指導してくれました。

 

あと月替わりに新しいメニューを取り入れたりしましたが、基本的には上記の内容ですべてです。あとは定期的に視力測定して、トレーニングへのモチベーションを高めていました。

 

場所は?

某都内です。ただ施設が通学定期内にまったくかぶっていなかったため、そこに通うのに片道1時間くらいかかっていました。それでも、お金を払っていたし、頑張って通っていました。

もしもあなたが視力回復センターに興味があるなら、やはり交通の便は重視した方がいいです。

レーニングの日程は、私が通っていたところは予約制でした。電話のみだったのが、ちょっと不便でした。時間帯は一日に何個か時間枠があったので、そこはスケジュール的に調整しやすかったです。

ただ、あまり遅い時間はやっていませんでした。社会人の人などは、遅い時間もあった方が便利だと思うのですが、どうやら夜暗くなってからだと目が疲れているようで、トレーニングにならないそうです。実際私も、夕方からのトレーニングは目が思ったより動かず、眠くなってしまっていました。

 

料金は?

月謝制で、月1万円程度です。一週間に一度通っていました。

 

視力回復センターに行くべきか?

JINSとかZoffなどのお店の視力測定では十分でないこともあります。

なので自分の目の使い方を把握するためにも、初回のカウンセリングに行ってみたらよいと思います。目の使い方は習慣によって癖になっていますし、自分では分からず、またいつも一緒にいる人でも、その人の目の動きまで観察してはいないでしょう。

定期的に通うべきかどうかは、その人次第です。

 

※上記の話は、あくまで私の通っていたセンターでの話です。ただ、実際にやることはどこも似たり寄ったりだと思います。一応、参考程度にお願いします。