【ハッピーエンド?】卒業研究が無事に終わりました
前回の記事から、2週間がたちました。
なんとか今日、卒論発表が終わりました。意外にあっけないものですね。終わってしまった後だから何とでも言えますが、卒業研究程度でどうしてこんなに悩んでいたのか不思議でさえあります。
卒業研究がつらいため、上の記事で就活宣言までしてしまったわけですが、撤回します。これは私なりの現実逃避だったわけです。(幸いにも、この記事の反応は一切ありませんでした。そりゃそうだ!!)
では、前回の記事から、卒論発表までの2週間で起こったことをまとめて書きます。
まず今までやっていた研究データはネガティブなものでした。それだけなら、こういうアプローチでやりました。結果はこうで、ダメでした。理由は~です。という流れにすればいいと思います。ですが不幸なことに、アプローチが全く定まっていないことに気づきました。私はそれまで、先生の言われた通りにやっていただけで、目的達成のためのアプローチについて、きちんと考えていませんでした。質問してきませんでした。
ゼミの発表を通して、これで研究になっているのかなという違和感を覚えていましたが、それでも先生の言われた通りにやっているのだから研究になっているのだろうと考えました。
最終的に、何か解明したことを言うために、追加の実験(というか本実験)を発表の1週間前に行いました。時間がなかったため、本来は3日はかかる実験でしたが、徹夜でやりました。実験開始が午前10時で、終わったのは翌日の午後5時です。休みなく手を動かし続け、幸いにも何とか発表できそうなデータが得られました。
(ありがたいことに研究室の備品として、布団と毛布がありました。よく見ると布団に○○が付いている気がしますが、我慢しました。緑色のクッションは家から持ってきました。起きた時ちょっと腰が痛かったけど、椅子を並べてねるよりはずっとましでした)
スライドも先輩が手伝ってくれました。 今までゼミ中で使いまわしていた背景や既往研究、実験方法のスライドをそのまま使おうとしたとき、「これじゃ分かりにくいだろ」と指摘してくださり、レイアウトや色の使い方についてアドバイスしてくれました。BeforeAfterを比べると、劇的に分かりやすくなりました。
なんとかスライドと原稿を完成させ、何度も何度も原稿を作って、読み練習をしました。中間発表のときは、声を出す練習が不足していたので、何度も声にだして、練習しました。パワポをスクリーンに映して、ポインターを使ってどこを示すか確認しながら、猛練習です。
いよいよ本番です。スライドだけでなく、なるべく聴衆の方を向いて話しました。
発表後、質疑応答の時間で教授たちの質問がこない。どうやらメッセージは伝わっていなかったと思う。良い発表ではなかったかもしれない。
自分の考えを持って研究することができなかったというフラストレーションがあります。修士の2年間でそれをもっと鍛えていきたいという気概さえあります。あれほど院進学を嫌がっていたのに...
卒論発表がうまくいかなかったと思うあなたへ
まずは卒業研究お疲れ様でした!!まずはそれを誇ってください。卒論発表の時、同期の発表を聞いて、自分の発表の拙さを痛感したかもしれません。質疑応答で教授にボロクソ言われたかもしれません。
でも気にすることはないと思います。特にほかの人の発表と比較して劣等感を感じても仕方ありません。だって全員、テーマが違うのですから。実はあなたの研究テーマはめちゃくちゃ難しい、説明しずらいものだったかもしれません。難易度ベリーハード!
(もちろん比較的簡単で、分かりやすいテーマだったかもしれないけど。あなたが難しいと感じたなら、そういうことにしといていいと思う)
同期があなたの無料ゲーなテーマに取り組んでいたら、もしかしたら途中で投げ出していたかもしれません。でもあなたは最後までやり遂げました。実はあなたの研究能力は超一流だったかもしれません。
事故やけがをせず、また精神的に回復不能なほどダメージを負ったわけでなければ、それで十分です(いやこれ、めっちゃ大事だと思う)
謝辞
卒論にも謝辞は書いたけど、急いでいたから適当にしかかけませんでした。「厚く御礼申し上げます」しか書いてない。ここに書いても仕方のないことだけど、同期や先輩への感謝を忘れないように、自分の気持ちの整理にためにここに書いておきます。
(イニシャルは適当です)
まずはK教授へ。
先生にはいろいろご迷惑をおかけしました。時々わたしは、「もうだめだ!!」と研究室から逃げ出して(数日、無断で休んだ)しまったり、ゼミ中に泣き出したりと、問題児であったと想像するのは難しくありません。私が中間発表の後、とあるトラブルでこじれた時、先生にいろいろ諭されました。私が自分の非を認め、「今回の件は私が悪かったです。反省は~で、今後は気を付けます」と言ったときに、先生は「反省はしなくていい!」とおっしゃいました。私はその時、「???」でした。その後で先生の言葉をもう覚えていません。私はこれまで、何か失敗したら反省してつぎに生かさなくてはならないと考えていました。それが当たり前だと。先生の言葉がどういう意味だったのかは、もう尋ねることはできませんが、院に進学して、あと2年間先生のもとで学べば、分かる日が来るのでしょうか。
とにかく、この一年間、先生にはいろいろな指導を受けました。きついことも言われたました。楽しいことだけではありませんでしたが、学びもいくらかありました。もしもう一度研究室選択からやり直せるとしたら、また先生の研究室を選ぶかと言われたら、たぶん返事はNoですが...
K教授には厚く御礼申し上げます。
つぎにY助教へ。
今後のブログ運営
今まで書いてきた記事の半分くらいは、「研究つらい」に収束します。
研究をテーマに書くとしても、もっと前向きな記事にしてきます。
もっと楽しい話題の記事を増やせるように頑張ります。
P.S ブログ更新していなかったせいか、上手く文章が書けない...