研究室でのサバイバルなブログ

研究室とプログラミングと日々の所感をがむしゃらに書いてます

これなら続けられる!研究日誌の付け方

今日は真面目に、とういか役に立つ記事を全力で書きます。

研究室に在籍するB4、M1のみなさん必見です!!

(あれっ、ハードル上げ過ぎたかな。でも今日のは自信あるので)

 

キーワードは「研究日誌」です。みなさんは研究日誌を書いていますか?

実験ノートのことじゃないです。人によって流派が違うだろうけど、実験ノートは”実験の記録”を目的として書くから、研究計画とかはあまり書かない。

研究日誌とは、これからやる実験の計画や読んだ論文の内容、先輩から教えてもらった専門用語の意味、研究を進めていくうえで生じた疑問点、行った実験の考察(これは実験ノートに書く人もいるかも)、などを書くものだと思ってます。

B4のはじめはそんな面倒くさいことはやっていませんでした。でも卒業研究がズタボロに悪戦苦闘した結果、何か改善しなければと思い立ち、今年の3月から研究日誌を付け始めました。

飽き性な自分でも今日まで続いているので、紹介したいと思います。。

 

 まず道具を用意します。必要なものがこれだけ!!

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ぶっちゃけ記録ができれば紙でもノートでも、パソコンなどの電子媒体でもなんでもいいかもしれません。しかし、ここにキングスマン流の研究日誌の真髄があります(というか、ここにしかオリジナリティがありません)

必要なものはA4の紙ファイルと、A4のコピー用紙、そして穴あけパンチです。

 

 もちろん持っていたら買う必要はありません。A4のコピー用紙なんて研究室に大量の眠っていそうなので少しばかり拝借し、A4のファイルもどうせ教授の部屋にあります。研究に使いますといって一つ拝借しましょう。穴あけパンチも、共用スペースにおいてあるか、研究室の誰か一人くらいは個人で持っているはずです。貸してもらいましょう。

さて、道具はこれだけです。あとは適当に鉛筆かボールペンを用意しましょう。始めるためのハードルが低いのは良いことです。これなら明日からでもできます。

では、道具が用意出来たら、実践編です。

まず朝研究室に来たら、紙を1枚取り出します。それを半分におります。 折り目を目印にして、穴あけパンチでファイリング用の穴を開けます。つぎに研究日誌の中身を書きます。しかし内容に関して、キングスマンにアドバイスできることはほんんどありません。あまり肩ひじ張らずに、ゆる~くやるのが長続きするコツでしょうか。

まず日付を書きます。その隣に来た時刻を記入します。帰る時刻も記入するといいです。あとはその日の天気も書きます。

 あとは研究について自由に書けばいいです。まずその日にやることを箇条書きにリストアップし、それを順番にこなしていく。その結果、何が分かったのかをその紙に書いておくといいです。もし今日やりたかったけど、時間がなくて検討できなかったことがあれば、次の日にやることとして、自分が分かるようにメモしておくのも良いです。

作った図や表なども、印刷してファイルに閉じておくとさらにグッドです。これはノートや電子媒体ではなかなかできないことです。

 

さて、ここでコツは、一日1ページ書くこと・ファイリングすること(もちろん2枚でも3枚でもいい)です。やる気が出なくて、一行しか書けなくても構いません。 

 毎日積み重ねていくと、だんだんファイルが分厚くなります。分厚くなったファイルを見ると、自分の努力を視認できます。

受験生時代に、使い終わったノートを並べて、「ああ、自分はこれだけ勉強したのかぁ」と自信がつくきっかけになりました。あれと同じことです。

 

研究日誌なんてつけてなかったという研究生は、お試しあれ。