研究室でのサバイバルなブログ

研究室とプログラミングと日々の所感をがむしゃらに書いてます

【文筆シリーズ】Part1 10月26日 

拝啓 わが友へ

 

この前はラインの返信をぶっちしてしまい申しわけなかったです。寒くなってきましたが、お変わりありませんか。私は今日、10時過ぎに起きてしまいました。朝起きる時間と夜寝る時間がどんどん乱れてきました。よくない傾向です。お昼過ぎに研究室に行ったら助教に叱られました。しかも私の研究があまりにも進まないせいで、教授が怒っていたと告げられました。私だって進まないことを望んでいるわけではないのです。進まない一番の原因は分析機器の再現性が悪いことだと考えております。しかしそんなことを教授に言ったら、なんでもかんでも機械の故障のせいにするなと怒られそうなのでよしておきます。

研究はすごろくとは違うので、いくらさいころを振っても進まないものは進まないです。

もう進まないことがデフォルトになっています。でもこれはいけないなという自覚はあるんですよ。一方で、研究とは何か、自分は何のために研究室にいるのか、そんな哲学的な探求のほうがはかどります。どうやら私は文系に行くべきだったのかもしれません。「理系学生の研究室でのメンタルヘルスの現状と考察」で学位論文が書けそうです。

この半年間、何回も同じ試料を分析機器に打ち続けています。メソッドと呼ばれる分析条件について、満足いくものが見つからないからです。そこで名前の付け方も困ったことになりました。最初は、”old method””new method””new new method”などと名称していましたが、メソッドを変更しすぎて、このやり方だと整理しきれなくなりました。なので今は序数を使って、”2nd method””3rd method”とラベルしています。ちなみに今の最新verは、”31th method”です。もう疲れました。もしかしたら無意味な努力をしているのかもしれません。はやく次のステップに進みたいです。

 

最近すごく気になることは、この問題を自分よりも頭がいい人だったらどうやって乗り切るのだろうかです。ぜひとも、デキル人のお手本を見せてほしいです。

 

 

先日ニュースで、どこかの企業が何かの建築部品(地震の揺れを軽減するやつ)の検査を改ざんしていたというのを耳にしました。どうやら少ない人員で大量の検査を担当していたようです。成果を出さなくてはならないというプレッシャーはつらいものです。大学にお金を払っている学生でさえ、そう感じるのです。いわんや給料をもらうエンジニアや。

 

完全に愚痴になってしまいました、面目ない。あとなぜか日中はいつも目がかゆいです。花粉症でしょうか。いやなことばかり気になるというか、楽しいことが少ないです。研究は楽しむのが大事ですよね。ではまた。

                                                                                                                              眠人

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